想いを伝えるデザイン


久しぶりにアツイ(アツクルシイ w)ブログになりそうです。



「たかが名刺、されど名刺」僕がよく使う言葉です。


小さな小さなデザインでありながら、人と人とが出会う、

その一番最初に触れる大事な大事なデザインではないかと。


その時、その瞬間に、その場所で出会う。

このこと自体がまずひとつの奇跡であるということ。

その出会いがこれからの自分にとって

様々な歴史を刻んでいくスタートになる。


そう考えると、この出会う瞬間にこそ自分が名刺を通じて

伝えたいメッセージがある、そう考えたのです。


今日交換した名刺は、明日交換する名刺とありとあらゆる

状況において全く同じであるはずがない。


一人一人の出会いが機械によって大量生産されたものではなく、

一枚一枚が目の前のその人のためだけにという想いを伝えるために

デザインはどういった役割を担えるのか。






名刺のコンセプトは『一期一会』。


まずこだわったのが紙。

徳島を生業の場とする自分が選んだ紙。それが徳島で生まれた『阿波和紙』でした。


1300年もの歴史を持つ阿波和紙の耳付きのこの紙は

職人さんが一枚一枚手漉きで漉いてつくられたものなんです。

カタチやサイズがまちまちであることもまた、

ひとつとして同じものが存在しないというメッセージを組み込んだもの。



そして印刷。

こちらも一度に大量生産されたものではなく一枚一枚しっかりと“手”の加わったものに。

そのために選んだのが手刷りの『活版印刷』だったのです。

この想いを形にするためにチカラになってくれた高知県の『竹村活版室』さんには

この場を借りて改めて… ありがとうございました!



たくさんの方に御協力いただいて生まれた名刺。


手渡したその瞬間に名刺がきっかけとなって、会話が弾むことが多々あります。

その時に「これは徳島の阿波和紙を使っているんです」

そう言っている自分が実はとても嬉しかったり



また、「一枚がお高いんでしょうね」そう言われることも少なくありません。

はい、確かに 笑  ・・・決して安いものではないかもしれません。


ですが、これから永く苦楽を共にするであろう出会いは、

名刺一枚の値段とは比べようもない程に価値のあることだと

改めて実感することも出来ています。




本当に伝えたい想いや言葉が次から次へと溢れ出てきます。。。



規模の大小ではなくデザインという表現を通して伝えられることがあるということ。


これ以上に幸せだと感じることは、実はないのかもしれません。



これから出会う皆様さんとも、そんな風に

幸せを感じられる出会いになることを願っています。





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