2011.09.16 Friday
NEXT STAGE
私この度、10年間制作に関わってきましたワイヤーを卒業をさせて頂く事になりました!
これが僕が手掛ける最後のワイヤーの表紙。こう書いているとやっぱり感慨深いものがありますね。
とにかくがむしゃらに、自分が出来る精一杯のことで応えながら、
10年というワイヤーの歴史の一旦を支えてきた、そんな自負もあります。
ただ10年という節目、時流の変化に伴った形態の変化の中で
ワイヤーにおける“デザイン=ソリューション”という役割においては
ひとつ自分の役目をしっかり終えられたのではないかと思っています。
“ワイヤーっぽい” というは言葉とても感覚的な表現ですが
それをデザインという手法でロジックに積み上げてきたこと。
これは“ブランドを育てる”という点でも大切な役割を果していたと思うし、
それは僕自身のスキルにおいての自信や糧にもなっているのです。
デザインは時代によって変化を求められるものでもあるし、
創り手自身も経験を積みながら、表現力や技術力を高めながら成長していきます。
そういう意味で表現のクオリティに違いはあるかもしれません。
ですが、その注ぎ込んできた熱量は当時も今も変わりはないのです。
とにかく、10年という長い年月を経て、自分自身の役割を全うしたという一服の清涼感と
安堵感の方が大きいのです、今は正直に。
そしてステキな仲間との出会い、これこそが本当の財産なんだ、そう思えるのです。
今はワイヤーに関わるすべての皆さんに感謝です。ありがとうございました!
そして僕自身も心おきなく
次のステージに向かってさらに加速していきたいと思います!(*^▽^*)b