ポスター展 キズナ〜 Pray for JAPAN 〜


3.11
の震災から約3ヶ月が経過し、その記憶も当時のような衝撃的な記憶としてではなく

深い場所で留まっているような、そんな記憶になりつつあります。


極端な自粛ムードが緩和され、経済活動も徐々に循環しはじめていることは

少しずつ前へ進んでいることを示しているのだと思います。


そして今更ながら、この普通に生活することはとても大切だと感じています。

ただそれは、感謝であったり。備えであったり。

普通の捉え方自体は 3.11より前と後とでは決して同じではないそうも感じています。


現実問題として今も 311日以前の普通の生活を

取り戻すことが出来ずにいる方々がたくさんいらっしゃいます。

そのために支援活動を継続されている方もたくさんいらっしゃいます。


今回のキズナプロジェクトもそうした継続を

目的とした活動のひとつだと僕自身は捉えています。


50点の作品が直接的に被災地や被災者の方に何かを届けられるわけでも、

生活を大きく変えることが出来るわけでもありません。

ただ、こうした活動を通して記憶を継ぐという役割を担うことは出来ると思っています。


被災地が普通を取り戻すには、きっとまだ永い時間を要するはずです。

凄惨な記憶を呼び起こす事ではなく、振り返って悲しむのでもなく。

ただ出来るだけ永く、多くの方々に自分たちの出来ることで

メッセージを発信していくことが出来れば、そう考えています。



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ポスター展 キズナ〜 Pray for JAPAN


2011年6月23日(木)〜26日(日)

10001700(最終日は1630分まで)

徳島県立近代美術館  1階ギャラリー

観覧無料


‎311日の大震災で疲弊したすべての人々に向けて、復興への願いをポスターに託します。

JAGDA徳島支部会員の他、県内で活躍する有志デザイナー約30名による約50点を展示。


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お時間のある方はぜひ足をお運びください。


ちなみに私も 624日(金)午後13301700まで会場の方に居りますので、

お越し下さった方でブログを見た!という方がいらっしゃいましたら

ぜひぜひお声がけくださいませ!(*^▽^*)





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