2011.06.23 Thursday
ポスター展 キズナ〜 Pray for JAPAN 〜
深い場所で留まっているような、そんな記憶になりつつあります。
極端な自粛ムードが緩和され、経済活動も徐々に循環しはじめていることは
少しずつ前へ進んでいることを示しているのだと思います。
そして今更ながら、この“普通”に生活することはとても大切だと感じています。
ただそれは、感謝であったり。備えであったり。
“普通”の捉え方自体は 3.11より前と後とでは決して“同じではない”そうも感じています。
現実問題として今も 3月11日以前の普通の生活を
取り戻すことが出来ずにいる方々がたくさんいらっしゃいます。
そのために支援活動を継続されている方もたくさんいらっしゃいます。
今回のキズナプロジェクトもそうした継続を
目的とした活動のひとつだと僕自身は捉えています。
約50点の作品が直接的に被災地や被災者の方に何かを届けられるわけでも、
生活を大きく変えることが出来るわけでもありません。
ただ、こうした活動を通して“記憶を継ぐ”という役割を担うことは出来ると思っています。
被災地が“普通”を取り戻すには、きっとまだ永い時間を要するはずです。
凄惨な記憶を呼び起こす事ではなく、振り返って悲しむのでもなく。
ただ出来るだけ永く、多くの方々に自分たちの出来ることで
メッセージを発信していくことが出来れば、そう考えています。
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ポスター展 キズナ〜 Pray for JAPAN 〜
2011年6月23日(木)〜26日(日)
10:00〜17:00(最終日は16:30分まで)
徳島県立近代美術館 1階ギャラリー
観覧無料
3月11日の大震災で疲弊したすべての人々に向けて、復興への願いをポスターに託します。
JAGDA徳島支部会員の他、県内で活躍する有志デザイナー約30名による約50点を展示。
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お時間のある方はぜひ足をお運びください。
ちなみに私も 6月24日(金)午後13:30〜17:00まで会場の方に居りますので、
お越し下さった方でブログを見た!という方がいらっしゃいましたら
ぜひぜひお声がけくださいませ!(*^▽^*)