カッコいいデザイン


表紙デザイン&ディレクションを担当している
タウン誌 Geen 7月号が発売になりました。

特集は『泊まらなくても食べられる 宿めし』

 

 

 

今回、撮影で訪れたのは旧木沢村の古民家を改装した宿。

足元にある自然の豊かさを感じることが出来た

1時間ちょっとのプチトリップ。

おもいっきり深呼吸したのも本当に久しぶりだったかも。

市内から車で片道2時間近くかかる山の中の宿に
長期ステイをする外国の人が増えているのだそう。

情報源はフェイスブックやInstagramなどのSNS、個人のブログ等々。

一般的な有名スポットやグルメ観光とは違って

その土地の自然や文化に触れることが最高の贅沢で

旅の醍醐味であり、旅の目的であると言う。

 

宿の方にお話を聞いて面白いなあと思ったのが例えば食事。

郷土料理はその土地の生活や文化を知るためには欠かせないオプションのひとつ。

(当然、個人差はあるとして)フランスなど欧州の旅行者の多くは

その土地のものをそのまま受け入れるし、楽しむことを知っている。

そうした背景にはその国の文化と長い歴史も関係しているのだと思う。

で、お国が変われば(あえてどこだとは言わないけど)

味付けが好みでなければ調味料を(わざわざ持って来てる人もいるみたい)

バババッとかけて自分の好みの味に平気で変えてしまう、とか 笑

 

こんな風にお話をしてみると興味深いことが本当に盛りだくさんで。

その土地での出会いや交流もまた旅の醍醐味なんだろうなあと思うのです。

 

 

そもそも、自分たちは何もないと思っているんだけれど

その土地にしかない、その土地だからこその魅力はたくさんあって、

それが当たり前すぎて見えなくなってしまっているのだと思います。

 

 

最近、関わることの多いブランディングのお仕事も

中からでは気づきにくい、見えにくくなってしまっている魅力も

外からの方が気づきやすかったりするものです。

そして改めて気づいた魅力を今度は必要としている人に

どう伝えていくのかも大事なことだと感じています。

 

 

海外の人が日本は魅力的でクールだと言ったことから

はじまった国を挙げての「クール・ジャパン」戦略。

僕自身はそもそも自分で自分のことを「オレたちってクールでしょ」って

言ってる時点で全くクールじゃないと思ってるんですけどね 笑

 

だから、ほんの少し。魅力が伝わるきっかけになるような

さりげないデザインで媒介役としてのお手伝いができれば、

それって実はカッコいいんじゃないかなあと思うわけです。